活動報告

2016.10.13

如是小学校で人権・子育て講座を開催

人権・子育て講座を開催

高槻市立如是小学校保護者を対象に『人権・子育て講座』を開催しました。

日 時 平成28年9月26日(月)

テーマ 『子育てが楽しくなるコツ ~コーチングを生かした子育て』

講 師 高槻市人権まちづくり協会啓発指導員 野田 忠司

【主な内容】

(1)44年間の教育活動をして思うこと

*子どもの学習意欲も学力も年々弱くなってきている。 なぜ?

*子どもの感性も人権意識も弱くなっている。 なぜ?

*学校、家庭、地域の教育力が低下してきている。「価値観の多様化」をまちがえて

理解している。

(2)スマホなどによる 子どもの意識の変化

*ゲーム依存におちいる怖さ、薬物依存と同じような脳の破壊が進行している。

*ネットで変わりつつある、人と人のつながり方

既存の制度や組織にしばられない自由な人間関係が広がり、皮肉にも孤立感は高

まっている。

自由化が進み、先生との関係も親子の関係もフラットになり、学校も家庭も満足感

が高まっているが、本当に大切にされているかという不安感は増大している。その

ため、人間関係は楽しいものになっているが、ストレスは増大している。

*承認の耐えられない軽さ、相談できる相手は?

(3)これからの時代を生きるのに必要な力とは

*企業が求める人材とは、・・・・・『自分でものを考えられる力」』

*企業の人材採用に携わっている専門家の意見

*学校現場で感じてきたこと

*これからの時代を生きる子どもに必要な力について

アイデアを積極的に出せる人、わがままなお客に上手に対応できる人、トラブルを

うまく調整できる人

(4)『生きる力』を育てるためにはどうすれば良いのか

*「子どもを大切に育てることは、どうすることか?」

*めざすのは、子どもが意欲をもち、自立できること

*「生きる力」を育てるためには、どのような子育てが有効か

*「地獄への道は、善意で敷くきつめられている」

*自尊感情・自己肯定感を高めることが重要である

*自尊感情を高めるため『怒る』のではなく『叱る』!

*『あなたメッセージ』でなく『私メッセージ』を使う

*子どもや地域のために頑張っている大人の姿を見せる

*私の子育てより

*『生きる力』を育てるコーチング

(5)コーチングを生かした子育てとは

*子どもを愛しすぎないで     *ダメなことは、言えば言うほど、ダメになる

*くりかえして言われると     *子どもの言動を強化する魔法のメッセージ

*幸せ気分でする しつけ     *上手に聞き出すためのテクニック(「黙る」「くりかえす」)

*子どもの問題を解決する聴き方(「いっしょに考える」「解決策を考えさせる」)

*聴く技術       *「話し上手」でなく、「聴き上手」になろう」

【感想文より】

* 我が子に対して、一生懸命さ、忍耐力、人や物を大切にすることなど、物足りなさを感じていたことが、今日のお話を聞いて、そういう理由があったからか、それを打破する方法のヒントがたくさん聞けて、とても参考になりました。私たち、周りの大人も、良い大人の良い中身を考えないといけないと思いました。子どもたちに、人とのつき合いや、色々な経験が、面倒くささや、マイナスより少しでもプラスに、しんどさの後の楽しさやおもしろさなど、沢山の喜びがあるなだって教えられる大人になりたいな、していきたいなーと思わされる話が聞けて、本当に良かったです。

* 子どもが小さい頃から「ほめて育てる」ことは意識していました。しかし、今日のお話しにもあったように、「このままでは、高校に行けないかも、・・・?」という、勉強の出来では、ついつい、「怒って指示を出す」という行動に出てしまいます。それは、親である自分自身の自己満足でしかない、という事実にも、今日、気づかされました。しかし、危ない橋は渡らせたくないし、将来生きていく上で、選択肢のある大人に育って欲しいという希望があるからです。  やはり、勉強はできないよりも、出来た方が、人間としての幅が広がるし、余裕のある生活が送れると思うので、ついつい、レールを敷いてしまいます。 子どもを育てるコツというよりも、子どもに接する態度を改善しないと、そのコツにまでたどり着かないなぁ、と感じました。

* 私たちは、人を育てていく力をつけるように、いろんなことを学んできました。変化が速くなっている社会で、子どもたちが対応、選択する力を育むためには、大人が学ぶ姿勢、努力を持ち続けることが、責任を果たすことだと思います。親の力を十分なものにして、暴力的(威圧的)でない対応をとっていても、「オーラ」がある雰囲気を持っているかどうかが、問われているなだと思います。親が「どんなものさしを持って」「何のことについて」自分に話しているのかを、わかりやすく伝えられるように、褒めるときも、叱るときも、接していきたいと思います。日本の現状をしっかりとふまえた上で、対応することも含めて。

* 「怒る」と「叱る」の違いが、とても胸にきました。いつも子どもに対して、私は「叱る」のではなく、「怒る」ことをしていると思いました。どうしても、何度言っても、同じことを繰り返すので、つい感情的になってしまいます。少し冷静になれるよう、今日教えていただいたことを実践してみたいと思います。

* 子どもに対しての接し方は、個々の家庭によると思う。その子の個性をつぶさないよう育てていって、それがその子の為になったかどうかは、子どもがそのことについてどう思ったかによると思う。例えば、苦しいことが大人になってトラウマとして残ることがあれば、それは失敗ではないのか。理想論を述べるだけなら簡単。親子間でトラブルがあったときなどは、相手も感情的になっている。それに対して、「叱る」という行動は無理。講習の内容自体は共感できるものであったが、実践はできない。

* 先生のお話を聞いて、身につまされる事が多くあり、とてもためになりました。私はいつも、子どもを叱るのではなく、怒っているなあと感じ、自分の気持を子どもに押しつけるのではなく、子どもの話を冷静に聴けるようになっていればなあ、と思いました。

* 「叱る」とき、叱る場所を別にするということ、とてもびっくりしました。考えさせられました。また、野田先生の3人の子どもさんのお話も聞けて、とても良かったです。

* 「叱る」ためには、私の意識改革が必要だと思います。一度、深呼吸の練習から始めたいと思います。