活動報告

2016.09.16

人権・子育て講座を開催 

高槻市立五領小学校5・6年生保護者を対象に『人権・子育て講座』

『これからの時代を生きる子どもを育てるために』  (平成28年9月5日開催)

【主な内容】

  (1)44年間の教育活動をして思うこと

   *子どもの学習意欲も学力も年々弱くなってきている。 なぜ?

   *子どもの感性も人権意識も弱くなっている。 なぜ?

   *学校、家庭、地域の教育力が低下してきている。「価値観の多様化」をまちがえて

    理解している。

  (2)スマホなどによる 子どもの意識の変化

   *ゲーム依存におちいる怖さ、薬物依存と同じような脳の破壊が進行している。

   *ネットで変わりつつある、人と人のつながり方

    既存の制度や組織にしばられない自由な人間関係が広がり、皮肉にも孤立感は高

    まっている。

    自由化が進み、先生との関係も親子の関係もフラットになり、学校も家庭も満足感

    が高まっているが、本当に大切にされているかという不安感は増大している。その

    ため、人間関係は楽しいものになっているが、ストレスは増大している。

   *承認の耐えられない軽さ、相談できる相手は?

  (3)これからの時代を生きるのに必要な力とは

   *企業が求める人材とは、・・・・・『自分でものを考えられる力」』

   *企業の人材採用に携わっている専門家の意見

   *学校現場で感じてきたこと

   *これからの時代を生きる子どもに必要な力について

    アイデアを積極的に出せる人、わがままなお客に上手に対応できる人、トラブルを

    うまく調整できる人

   *最近の子どもの意識の変化について(平成26年版「子ども・若者白書」)より

   *毎日新聞「日本の若者の弱点」より

  (4)『生きる力』を育てるためにはどうすれば良いのか

   *めざすのは、子どもが意欲をもち、自立できること

   *自尊感情・自己肯定感を高めることが重要である

   *自尊感情を高めるため『怒る』のではなく『叱る』!

   *『あなたメッセージ』でなく『私メッセージ』を使う

   *子どもや地域のために頑張っている大人の姿を見せる

   *私の子育てより

   *『生きる力』を育てるコーチング

  (5)コーチングを生かした子育てとは

   *子どもを愛しすぎないで     *ダメなことは、言えば言うほど、ダメになる

   *くりかえして言われると     *子どもの言動を強化する魔法のメッセージ

   *幸せ気分でする しつけ     *上手に聞き出すためのテクニック(「黙る」「くりかえす」)

   *子どもの問題を解決する聴き方(「いっしょに考える」「解決策を考えさせる」)

   *聴く技術       *「話し上手」でなく、「聴き上手」になろう」

【感想文より】

* 自分の子どもも思春期に入り、難しいところが出てきました。本日の講演を生かし、うまく子育てができるようにしていきたいと思いました。

* データを基にしたお話しと、ご自身の子育ての体験を話していただき、とてもわかりやすいお話でした。

* 子どもたちを取り巻く環境や意識のことが、とてもよくわかりました。コーチングのお話も、もっと詳しく聞きたかったです。

* ゲームが子どもにとって良くないことは、とてもよくわかりました。子の社会で、どのように、ゲームのやり過ぎに注意していけば良いですか? 教えていただけたら、うれしかったです。

* 今日の話を聞いて、これからもう一度、子どもとの接し方を考えたいと思った。本当に、今日のお話を聞けて良かったです。

* 資料が分かりやすく、コーチングについても具体例がたくさんあったので、帰宅してからゆっくり読んでみます。

* 自分の子育てがきちんとできていたか? 反省することが多かったように思います。

* 子どもが、自分自身で考えられるように、親として工夫しようと思いました。