活動報告

2018.02.09

<講演会のご報告>複合差別とは?~障がいのある女性の人権~

実施日:2018年1月31日(火)午前10時~正午
講師:松波めぐみさん(大阪市立大学非常勤講師等)
テーマ:障がいと共に生きる人の人権、女性の人権、複合差別
自身がかかわられた地域の障害運動や障害女性との出会いをふまえ、障害女性の「複合差別」の現状や課題などについてお話しいただきました。

内容:
1.どうしてこのテーマに関心をもったのか
2.複合差別とは・・なぜ大切なのか?
3.「障害のある女性の人権」をめぐる世界と日本の新しい動き
4.「複合差別」の事例
5.優生思想と向き合う
6.複合差別と私たち

<参加された方の感想から>
・複合差別について、特に今回のテーマを聞いた時、どんな話になるのかな?と期待して参加しました。具体的な内容に胸が痛み、何で?とくりかえさずにいられなかったです。健常者のことを中心に考えて作られている社会ルールや、こういう差別があることを知らせ、考えていける場をもっとつくって欲しいと思います。DPI、障がいのある女性のネットワーク調べてみます。
・今回このような機会を作って下さいましてありがとうございました。まず、知ることが大事だなぁと思いました。違和感(←「何かがちがう」と思ったことは、やっぱり何かがちがうんだと思います。それが差別とその時わからなくても・・・。)は大事なことなので、流さず考えていけたらと思いました。
・「合理的配慮」というワード、よく耳にするが、その深さを新めて感じることができた。複合差別について、まだまだ学ぶ機会が少ない事を反省し、今後、より情報の発信に協力したいと思った。

複合差別とは:いくつかの差別が結びついて起きる差別。(障害者の女性への性差別など)
片方の差別だけに着目すると他の差別が見えなくなり、被害が解決しにくくなる。
合理的配慮とは:障害のある人が社会で生きていく中でのバリアを取り除くのに必要な変更・調整
例えば、合理的配慮をしない=車いす利用者が段差の前で困っているときにスロープを出す、 手伝うなどを障害のある人が求めているのにやらないこと。聴覚障害のある人が筆談を求めても無視するといったことです。